フランス東部ロレーヌ地方出身のエミール・ガレは、花や昆虫といった自然のモチーフを用いて、ガラス、家具、陶器など様々な分野で独創的な作品を制作しました。高度な技術に裏付けられ、故郷ロレーヌに対する強い郷土愛が込められた作品によって、美術工芸史上、特筆すべき作家として知られています。
国立エルミタージュ美術館が所蔵するガレ作品は、フランスからロシア皇帝へ献上された外交上の贈物などであり、世界最高峰のガレコレクションの一つに数えられます。
本展では、ガレとドーム兄弟の歴史的名品約70点の他、1920年代に至るまでの欧米の作家たちの作品を加えた合計120点が展示されました。これらの作品は、そのほとんどが日本初公開でもありました。
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[会期・会場]
2006年4月28日~6月11日
高松市美術館
主催:高松市美術館、山陽放送
2006年7月8日~8月27日
Bunkamura ザ・ミュ-ジアム
主催:Bunkamura、TBS
後援:TBSラジオ
2006年9月9日~11月8日
いわき市立美術館
主催:いわき市立美術館、福島民報社、
テレビユー福島
2006年11月18日~2007年1月28日
岩手県立美術館
主催:岩手県立美術館
[全会場共通]
後援:ロシア連邦大使館
輸送協力:ルフトハンザドイツ航空会社、
フィンランド航空、ヤマトロジスティクス
企画協力:株式会社アートインプレッション
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