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「ルネ・ラリック 香りの造形」
―アール・デコの香水瓶―
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1920年代を中心とするアール・デコ期を代表するガラス産業美術家として、高い評価を受けているルネ・ラリック。
花瓶や食器類など従来のガラス製品に限らず、インテリア装飾や野外噴水、カーマスコットなど新しい分野にガラスの未来を切り拓いた彼は、生涯に400種類以上の香水瓶のデザインと製造を手掛け、香りの歴史を塗り替えました。
貴族や特権階級の贅沢品であった香水が、20世紀初頭一大ビジネスに発展する中、目に見えない香りのイメージをガラスで表現することでイメージ戦略の武器となり、広い顧客層への販売へ繋げ、香水の歴史を一新させたのです。
アール・ヌーヴォー期にジュエリー制作者として活躍し、工場生産を通じてデザインの普及を夢見ていたラリックにとって、この香水にまつわるデザイン制作は、ガラス工芸への転向へのきっかけとなったばかりでなく、最も力を入れたジャンルでもありました。
ジュエリー作りで鍛錬された細微な製法を鋳型作りに活かしたラリックの香水瓶はその発想の奇抜さ、芸術性の高さは群を抜いています。
ラリック香水瓶展の決定版として企画される本展は世界屈指のガラス工芸コレクションを有する北澤美術館(諏訪)の協力を得て開催されます。ラリック香水瓶の傑作を集め、その美の真髄をご紹介すると共に、隠された製造法の秘密を探索し、香りと化粧まわりのアイテム、宣伝用の版画などの豊かな文化を含めて香りの宇宙をご堪能頂きます。
上記掲載画像は出品予定作品となります。
左より
・香水瓶《彼女らの魂》 ドルセー社 1913年
・香水瓶《クレールフォンティーヌ》
・香水テスター《ドルセーの名声》 1922年
・北澤美術館所蔵の数々の香水瓶
・《銀のケシ》の匂い紙
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【会期・会場】
現在調整中
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